胃潰瘍・十二指腸潰瘍の鍼灸専門治療院

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

A,胃潰瘍・十二指腸潰瘍の概念

 胃潰瘍・十二指腸潰瘍は消化性潰瘍ともいい、本質的には同じ疾患と考えられています、両者の相違点としては十二指腸潰瘍のほうが胃潰瘍よりも比較的若年者に多く、自覚症状も胃潰瘍より強く出ます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状は、典型的な心窩部痛で特に十二指腸潰瘍では、空腹時や夜間就寝中の痛みが多くでて、食物の摂取によって改善するといわれています、また合併症として出血、穿孔、狭窄があります。
出血には口から新鮮血や凝血塊を嘔吐する吐血と小腸、大腸を通過し肛門よりタール状の黒褐色便としてみられる下血があります。
穿孔は突発する激しい腹痛により発症し、ほとんどは十二指腸潰瘍で起こります。
狭窄は十二指腸球部に多く発症し、進行すると食物が胃内に貯留して吐き気や嘔吐が起こります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発症原因として、従来は胃酸やペプシンにる粘膜線維の自己消化と考えられてきましたが、罹患者にヘリコバクター・ピロリ菌の検出率が高いことと、ピロリ菌の除菌により潰瘍の再発が激減することから、ピロリ菌説が胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発症原因の根拠となっています。
また過酸、ストレス、喫煙などは当然、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発症原因に関与しています。

B,胃潰瘍・十二指腸潰瘍の鍼灸治療

 胃潰瘍・十二指腸潰瘍に対する鍼灸治療は出血、穿孔、狭窄などの合併症を伴う場合は症状が緊急かつ重篤ですので対象外です、これら合併症を伴わない軽度の場合、鍼灸治療は積極的に行います。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療は胃経を中心とした経絡治療と兪募穴治療を行うと共に、ストレス緩和の治療も行います。

C,胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防

 胃潰瘍・十二指腸潰瘍は粘膜欠損部が粘膜下層まで達したものをいい、粘膜内に限局しているものはびらんといいます。
したがってびらん状態で食い止めるか、びらんをも起こさせないようにしなければなりません、びらんを起こす要因にはストレス、不規則な生活と食習慣、及び過労などが挙げられていますので、それらを是正することで予防できます。

D,胃潰瘍・十二指腸潰瘍に対する鍼灸治療の効果

 胃潰瘍・十二指腸潰瘍に対する鍼灸治療の効果は、症状に対しては初回から治療効果を実感していただけます。ただし、潰瘍自体の解消には時間がかかります。また、ピロリ菌による潰瘍は除菌治療が最優先です。

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