自律神経機能

私たちが生きているあいだは、からだの中のあらゆる器官、組織は神経によってコントロールされています、神経の最小単位はニューロンと呼ばれるもので、人間では約1兆個ものニューロンがあるといわれています、これらは人間を取り巻く外的、内的環境の変化にすばやく適応する為に備わっているものです。


神経には、脳や脊髄からなる中枢神経と、身体の各器官を連絡する末梢神経があります、末梢神経には運動や感覚をつかさどる体性神経と、各器官の自律機能をつかさどる自律神経があります。


自律神経は人間にとって基本的な循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などの自律機能をつかさどっています、この自律神経には交感神経、副交感神経、内臓求心性神経があります。


交感神経は脊髄の第8頚髄から第3腰髄までの前根を出て、眼、涙腺、唾液腺、心臓、気管支、肺、肝臓、脾臓、副腎髄質、胃、腸、膵臓、腎臓、直腸、膀胱、生殖器、汗腺、血管、立毛筋、などに分布して、これらの働きを調節しています。


副交感神経は脳幹(中脳、橋、延髄)および第2~第4仙髄から出て、眼、涙腺、鼻腔腺、心臓、気管支、肺、肝臓、胃、腸、膵臓、直腸、膀胱、生殖器、などに分布して、多くは交感神経に拮抗した働きをして調節しています。


内臓求心性神経は、以前は自律神経に含まれていなかったのですが、遠心性の交感神経、副交感神経の走行に沿って求心性の線維が含まれていることが明らかにされたので、現在では自律神経の範囲に含めています、この神経は内臓からの感覚や、内臓反射に関与していると思われますが、求心性線維の中枢側終止の場所がよくわかっていないことから、詳細な働きについては解明されていません。


以上のように、自律神経機能は、人間が生きていくうえで刻々と変化する環境に対して、人間の各器官や組織がすばやく適応して最良の状態を維持する為に、無意識のうちに調節作業を行っています、しかし、この調節機能には各個人で限界があって、調節機能の限界を超えると、いわゆる自律神経失調状態に陥ってしまい、各臓器特有の機能的症状が同時多発的にあらわれてきます。


現代医学では器質的疾患に基ずく単一の症状に対しては、有効な治療体系が確立していますが、頭痛、めまい、冷え、動悸、息切れ、食欲不振、便秘といった機能的症状が同時多発的に出現した場合、現在のところ有効な治療法は確立していません。


鍼灸治療では、過去数千年の間に、人間が感じるあらゆる症状に対して膨大な臨床経験を通じて、経絡バランスの調節という手法を用いることによって、自律神経機能を調節しながら症状を治す方法が確立しています。

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